乳酸菌は死菌では意味がない?

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乳酸菌を摂取するという話になると、生きて腸に届くというフレーズがかなりたくさん聞こえて来ます。
人間の胃酸は強酸だから、乳酸菌などみんな死滅してしまうという否定的な意見や、腸に行ったからと言って定着するわけではなく、全部排泄されてしまうといった意見もありますが、果たして死菌では意味が無いのでしょうか?

死菌でも意味がある

結論から言うと、乳酸菌を死菌の状態で摂取してももちろん意味があります。つまり、自分の腸内の善玉菌がそれによって増えるのです。
このことは光岡知足博士も明言されていますが、例えば善玉菌を増やすためにヨーグルトを摂取したとして、実際に善玉菌は増えやすくなるけれど、それは生きた菌が腸に届くからではないとされています。
生きた乳酸菌やビフィズス菌が腸に届いて増殖するということは普通有り得ないことで、正確に言えば生きた菌であろうと死んだ菌であろうとそこに関係はないと言います。

大切なのは腸に届いた菌の体の中にある菌体成分で、それが腸内に50%から70%も集まっている免疫細胞を刺激することが大事なのです。
このことで免疫が活性し、私たちは健康を保つ本来の機能を維持することが出来るのです。

生きた菌はイメージ?

私たち素人にとっては、どうしても生きた菌をたくさん取り込んで腸内で増やすという発想のほうがわかりやすいですし、研究者の中にもやはり生菌のほうが意義があると信じている人も多いのが事実のようです。

ただ、長年の実験と検証の結果からしても、死菌に意味がないと考えるのは学問的に不正解です。
CMで強調されていることだけが正解というわけではないということは、知っておいたほうが良いですね。
もちろん生きた菌に効果がないわけではなく、そのほうがより良いと自分が信じるなら、そちらを選べば良いことでしょう。
ただそれで他を否定してしまうと、自分の選択肢の幅を狭めることになってしまいますから、知識は必要ですよね。

サプリメントもOK

死菌でも同じ効果が得られるわけですから、「乳酸菌のサプリメントは加熱加工された錠剤だから意味が無い」という考えも間違いということになります。
逆に考えれば、もっと便利にもっと手軽に乳酸菌を摂取する手段が増えるということになります。これは私たちユーザーにとっては嬉しい話になりますよね。
外出先までヨーグルトを持って行くのは無理ですし、いつでもどこでも自分に相性の良い乳酸菌を摂取することが出来るのであれば、それに越したことはありません。

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